[砂浜] 誓約の幹部 : 川沿いに歩けば、砂浜へと出た。
青い海、白い砂浜が陽の光を反射している。

[砂浜] 誓約の幹部 : 普段身に着けている遮光グラスにこれ程感謝する事はなく。
暖かさにややも汗ばみながら、探索を始める。

[砂浜] 誓約の幹部 : 歩く。質の良いブーツが砂に跡を残していく。

[砂浜] 誓約の幹部 : 歩く。熱せられた白は僅かに、僅かに、それを傷つけていく。

[砂浜] 誓約の幹部 : ……何も見つからない。

[砂浜] 誓約の幹部 : choice[貝,カニ,小魚,なにも,なにも,なにも] (choice[貝,カニ,小魚,なにも,なにも,なにも]) > 小魚

[砂浜] 誓約の幹部 : 「……ん」

[砂浜] 誓約の幹部 : たまたま目に留まった潮だまり。

[砂浜] 誓約の幹部 : そこに、小魚の群れが居た。
先ほどの釣果を考えればこれを逃す訳にはいかない。

[砂浜] 誓約の幹部 : 容赦も遠慮も無く捕る。

[砂浜] 誓約の幹部 : 1d6 匹 (1D6) > 4

[砂浜] 誓約の幹部 : よし。これだけあれば一食は問題はないだろう……。

[砂浜] 誓約の幹部 : 去り際に、もう一度だけ振り返る。
何かあるだろうか……。

[砂浜] 誓約の幹部 : 依然として、その風景は変わらない。
白く、そして青々と光る海だけだ。

[砂浜] 誓約の幹部 : そうして、男は去っていった。

[砂浜] 誓約の幹部 :  

[砂浜] 誓約の幹部 : 日差しも強くなってきた頃、男は再び砂浜へとやってきた。

[砂浜] 誓約の幹部 : 先のような成果を求めてか、それとも流れ着いたものでも求めてか。

[砂浜] 誓約の幹部 : かちゃりと遮光グラスの位置を直し、しばし探索する。

[砂浜] 誓約の幹部 : choice[貝,カニ,小魚,なにも,なにも,なにも] (choice[貝,カニ,小魚,なにも,なにも,なにも]) > カニ

[砂浜] 誓約の幹部 : 「……小蟹か」

[砂浜] 誓約の幹部 : 浜辺を蟹が歩いている。
小腹を満たす程度になら使えるだろう。

[砂浜] 誓約の幹部 : 1d6 カニは強いから3以下だと敗北 (1D6) > 4

[砂浜] 誓約の幹部 : ──接戦であった。
たかが蟹、と侮った己を悔いた程に。

[砂浜] 誓約の幹部 : それは知性か、それとも本能か。
蟹は即座に距離を詰め、男に一撃を喰らわそうとする。

[砂浜] 誓約の幹部 : 急ぎ仰け反れど、全くの密まで持ち込まれての一撃は躱しきれず。
カソックコートについた装飾が切られ落ちた。

[砂浜] 誓約の幹部 : 「くっ…!」

[砂浜] 誓約の幹部 : 誓言を重ねる。神の奇跡へ至る為の神秘の階梯。

[砂浜] 誓約の幹部 : ──かくして、“それ”は起きる。
無限の炎熱、浄化の焔。
飛ばし飛ばしの不敬な言にて、本来の規模には遠く及ばないが。

[砂浜] 誓約の幹部 : しかし、小蟹を焼き焦がすには申し分なく。

[砂浜] 誓約の幹部 : 「……ッ、手間を取らせるな……」

[砂浜] 誓約の幹部 : 小さく呟き見やるは、焦げ尽きた蟹だったもの。
……ここまで行けば、食うには過ぎている。

[砂浜] 誓約の幹部 : 深く深く、溜息をついた。

[砂浜] 誓約の幹部 :  

[砂浜] 城島茂 : 「どこなんや…ここは……」

[砂浜] 城島茂 : DASH島のロケ中、嵐(アイドルグループではない方)に会い…吹き飛ばされて気絶して城島茂は、見覚えのない砂浜で目を覚ました

[砂浜] 城島茂 : 「スタッフも機材もないやん…太一くんもおらんし」

[砂浜] 城島茂 : 「……おーい…!誰かー!」

[砂浜] 城島茂 :  

[砂浜] 城島茂 : 「おかしいな…DASH島の砂浜と違うように感じるけど…」
「島の形はDASH島に近そうなんやな…」

[砂浜] 城島茂 : しばし砂浜まわりを探索し、島の一部の形を把握
それと同時に近くに人工物がないことも判明

[砂浜] 城島茂 : 「ここがどこかわからへんけど…とにかく人探すしかないな」

[砂浜] 城島茂 : 「となると…まずは水やな。人間生きるには水が必須、自然と水のそばに生きる生き物なんや」

[砂浜] 城島茂 : 「つまりは…島の外周を見て回るのが早いかな」

[砂浜] 城島茂 : 砂浜の端まで歩き岩場を歩き出す
慣れた手つきでナイフを取り出し、邪魔な草を切りながら前進していった…

[砂浜] 城島茂 :  

[砂浜] 城島茂 :  

[砂浜] エース : ………

[砂浜] エース : ……

[砂浜] エース : ルフィ…

[砂浜] エース : ………

[砂浜] エース : ……

[砂浜] エース : 目が覚めると海岸に打ち上げられていた

[砂浜] エース : あ?

[砂浜] エース : おれは確か…赤犬から…

[砂浜] エース : 「なんでこんなところにいるんだ」

[砂浜] エース : グ~~~

[砂浜] エース : 「ま考えるのは後だ!!飯はどこだ~~~~~」

[砂浜] エース : 陸の方へ

[砂浜] エース :  

[砂浜] エース :  

[砂浜] 誓約の幹部 : 「……足跡か?」

[砂浜] 誓約の幹部 : 拠点へと戻る直前、砂浜へと足を赴けたその時。
偶然“それら”を見つけた。

[砂浜] 誓約の幹部 : ひとつ、ふたつでは無い。
明らかに“複数名”の痕跡。

[砂浜] 誓約の幹部 : 「……私以外にも、この島に……?」

[砂浜] 誓約の幹部 : 首を捻りながら、周囲を見る。

[砂浜] 誓約の幹部 : 「……流石に、もう別の所にいるか」

[砂浜] 誓約の幹部 : そう呟き、帰路へと着く。
……ほんの僅かに、別の“誰か”との遭遇を祈りながら。

[砂浜] 誓約の幹部 :  

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 :  

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 :  

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : ざぁ、ざぁ、と波の音だけが聞こえる。
肌が沁みるような日差しが、じわじわと突き刺さって
それが失せた意識を覚醒させるには、十分なものであった。

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : 「…………?……ここは、一体?」
しばらくずっと同じ姿勢だったのだろうか、すっかり固まってしまっていた筋肉に命令を下しながら
重たい半身を、ゆっくりと落ち上げ、喉の渇きを感じながら、辺りを見渡す。
バニラ色の砂浜が太陽光を反射して、とても眩しかった。

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : 覚えが、全く無かった。一体何故、どうして自分はここにいるのだろうか。
思い出そうとしても、脳に、ツーンと来るような痛みがする。
生理反応で、額の筋肉が収縮してしまいながらも、それでも冷静に、落ち着いて。
……肺に新鮮な空気を溜めこみながら、正気を保ち、状況を整理する。

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : 確か私は、あの時………ああ、そうだ。
私の可愛い後輩、あきらちゃんと、そしてたまにコンビニに遊びに来る女の子
名前は……りあむちゃん。この二人の関係に私は、胸を打たれて。
まるで、雷に打たれたかのように、悪魔に心臓を掴まれたかのように。
人生が引っくり返ってしまったかのような衝撃を受けたことは、ちゃんと覚えている。

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : あの二人は……私の人生だ。

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : そして私は、いつものように……変わらない日々を送り続けていた。
見た目で怖がられてしまうためか、親しい人はいなかった。
あったとしても、表面上でのやり取りだけ、心に空いた穴を埋めるような
そんな劇的な出会いは、私には無いのだから。

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : きっとあの二人には、私が過ごすことのできない人生の楽しみを投影していたんだと思う。
これはきっと、別に野球ができるわけでもないのに、野球に命を懸けて
お金もはたいて、球団の応援に全力を注ぐ人達のように……。

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : 色の無い人生の中で、唯一……楽しみと言えるようなものだった。

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : でも私は……そうだ、あの時……不思議な出会いをしたんだった。
名前は……分からない、でも、あの治安の悪い街でよく出没する
何の変哲も無い、ただの万引き犯だと、私は思っていた。
だからいつものように、店員というペルソナを被って、社会の一員としての役目を果たすために
給料分の働きは、しなくちゃなって、そう思って、頭をしっかり狙って。

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : ば~ん。
仕事を果たそうとした。難しいように見えて、案外簡単な仕事だ。
これでタスクは終わり、いつもの無味無臭な作業に戻らなくちゃ。
そう思っていたら………。

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : 彼は……いえ、彼女は、立っていた。
私は自分の目を疑った。退屈な日々を送り過ぎていたから、きっとこれは
何か、自分に都合の良い夢を見ていただけなのかもしれないって。
そう思って、その時は現実を否定しようとした。でも事実という豪雨は、降り注いだのだった。

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : 結果的に言えば、私は……彼女と、引き分けた。
これは、劇的な変化だった。
ルーティーンな日々に、終わりの兆しが見えたような気がした。

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : 私は子どもの頃に抱いていたような、純粋で、無限大の可能性を信じ切っていた心が呼び覚まされたかのように
胸いっぱいに、期待という風船を大きく膨らませた。
でも、それが実るのは、映画だけのお話。

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : 現実は、クソ映画なんだ。

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : 私はその後、死んだ。
そうだ、思い出した、私は……死んだ。

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : 「……じゃあ、どうして私は、ここに?」

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : 首を捻っても、分からなかった。
頭にある辞書を引きながら、思い浮かぶものと言えば
ここは、死の世界?それなら、こんなにも綺麗な海が広がっているんだ。

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : きっと、天国なのかもしれない。

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : 「……………あはは、そんなわけないわよね」

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : 肩を竦めながら、自嘲するように私は、小さく笑った。
評価を大きくしすぎている自分を、嘲笑った。

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : 「私が行ける場所なんて、天国にも地獄にも無いわよ
 そんなのは、とっくのとうに分かり切っていたんだから」

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : ゆっくりと、二足歩行へと戻るために立ち上がり
不快な感触、自分のものではないけど、お店から貰った
作業着に付着した、黄色い砂を払いながら。

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : うーーーん。と、肩甲骨を伸ばすように、両腕を天へと伸ばしながら。
腰も捻りを入れて、体の節々で滞った血流を、元通りにさせ。

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : 「うーん、じゃあ……どうしようかしら」
腕を組み、考える像のように、顎に拳を添えながら
真っ新なキャンバスに何を描こうかと考える画家のように。

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : 「………まずここに、人はいるのかしらね?
 もしいるなら、そうね………」

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : くすりと、悪戯に笑いながら。

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : 「あきりあの布教でもしましょうかしら」

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 : 革靴が砂浜に跡を着けていく音を立てながら。
マキマによく似た容姿の、ただのしがないコンビニ店員は
新天地へと、歩みを進めるのだった。

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 :  

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 :  

[砂浜] あきりあ過激派なマキマ似の店員 :  

[砂浜] GM :  

[砂浜] GM :  

[砂浜] GM : 地震の揺れによるのか
或いはただ偶然か

[砂浜] GM : ずず、と

[砂浜] GM : どこかから
古ぼけた船が流れて来た…

[砂浜] GM :